図1. miR-766-5pの抗腫瘍効果 (IMAGE)
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(A)ウエスタンブロット法。miR766-5pはMYCの発現が高い癌細胞(HCT116+/+、HCT116-/-細胞)において、MYCの発現を抑制する一方、非腫瘍細胞(TIG1、HUVEC、Het1A、RT7細胞)ではMYCの発現が低く、その発現に大きな影響を与えなかった。(B)miR-766-5pはスーパーエンハンサー活性を制御するCBP及びBRD4を抑制した。(C)クロマチン免疫沈降法において、miR-766-5pはMYCのスーパーエンハンサー領域(赤で示す領域)において、その活性(H3K27Ac)を抑制した。(D)miR-766-5pはNUT正中線癌細胞において、そのドライバーであるBRD4-NUT融合タンパクを抑制し、MYCの発現を抑制した。(E)miR-766-5pはマウス治療実験モデルにおいてNUT正中線癌の腫瘍成長を抑制した。
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Department of Molecular Cytogenetics, TMDU
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